2010年10月07日

FX大手の処分、改善の契機に

 最近、FX業界に2つのビッグニュースがありました。ひとつは政府・日銀の為替介入ですが、もうひとつがFX会社で口座数ナンバーワンの最大手「外為どっとコム」へ金融庁から出された「業務停止命令」というものです。業務停止命令とは普段、聞き慣れない言葉ですが、一定期間の営業を停止させる、かなり重い処分です。

 FX会社を監督するのは金融庁です。FX会社の営業内容や財務面に法令違反や不備があると、金融庁は処分を下すが、その処分内容は主に3つあります。もっとも重いのはFX事業を行うのに必須の「第一種金融商品取引業」の「登録取り消し」です。金融商品取引業者としての登録が取り消しされてしまうと、その会社はFX事業を継続できなくなります。その次に重いのが今回、外為どっとコムに下った業務停止命令なのです。

 今回、外為どっとコムへの処分理由となったのは、相次いでレートの誤配信を行ったことでした。9月6日に市場の実勢レートが1ドル84円台のときに99円台のレートを提示するなどの誤配信があった段階では、業務停止命令よりも一段軽い「業務改善命令」で済んでいたのですが、その後の9月15日にもシステム障害が発生したことから、今回の業務停止命令に至ったのです。

 外為どっとコムでは、今回の処分により10月から1か月の間、新規取引や口座開設ができなくなります。すでに持っているポジションの決済はできるとはいえ、利用者にとっては何かと不便になりますね。

 FX人口の拡大は急ピッチです。利用者が急増すれば、それに合わせてシステムも増強しなければなりません。外為どっとコムは口座数ナンバーワンだっただけに、システム増強の負担も大きかったのかもしれません。同情すべき点もあるとはいえ、利用者側にとってレートの誤配信などがあれば、利用者は安心して取引できません。今回の処分を契機に「より安心して取引できる投資環境」が整うことが望まれます。





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posted by FX at 16:23| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年09月28日

クリック証券、"高品位"チャート提供

 クリック証券は、店頭外国為替証拠金取引「FXネオ」において、豊富なテクニカル指標や描画オブジェクトを搭載した「高機能を超える高品位」チャート『Platinum(プラチナ)チャート』を、4日から無料で提供開始しました。

 "高品位"チャート「Platinumチャート」は、多彩な機能・軽快な操作感・高いデザイン性を兼ね備えた、次世代の無料テクニカルチャートです。現在提供している高機能チャート「チャートGOLD」を大幅に上回るというハイスペックなテクニカルチャートで、「豊富なテクニカル指標や描画オブジェクトを搭載し、チャートウィンドウの分割など利便性の高い機能を多数用意している」(クリック証券)ということです。

 さらに、動作スピードにもこだわり、「多機能でありながらも軽快な操作感を実現した高品位なテクニカルチャート」(同社)となっているようです。

 テクニカル指標は全38種類で、移動平均線、MACD、RSI、ボリンジャーバンド、一目均衡表、平均足などを豊富に取り揃え、多様な分析手法に対応しています。また、トレンドライン、サークル、トライアングル、ギャンラインなど、多彩な描画オブジェクトを多数用意し、「高度な分析を強力にサポートする」とのことです。

 同一通貨ペア・異なる通貨ペアのチャート画面を最大16分割で表示でき、多様な分析手法を活用した複数のチャート画面を一覧で表示しながら、相場のトレンドを分析することができる優れものです。



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2010年09月17日

少ない資金で大きな取引

 FXは、自己資金をそのまま使って外貨を買うのではなく、業者に預けた資金を証拠金という形で担保として利用し、為替取引を行います。そのため、外貨の買い、売りどちらからでも自由な取引が可能です。

 外貨安円高の局面では、外貨預金などの金融商品で収益を上げることはなかなか難しいですが、FXの場合、外貨売り円買いの取引を行うことで、収益を上げることが可能です。

 そのほか、高金利通貨を買って、円など低金利通貨を売ることで、スワップポイントという形で、値動きだけでなく、金利差からも収益の獲得が可能。世界経済の変化によって相場が変動するので、取引を行うことで世界情勢にも詳しくなれるなど、個人が取引するにあたっての魅力がいっぱいなのがFXです。



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2010年09月06日

FX、規制1カ月で出来高激減

 少ない元手で多額の外貨取引ができる「外国為替証拠金取引(FX)」の倍率規制が施行されてから約1カ月となり、出来高が規制前と比べて大幅に減少したことが31日、分かった。規制による顧客離れに加え、急激な円高など為替市場の方向感がつかみにくいことも背景にある。FXからの撤退を表明する証券会社も出ており、淘汰(とうた)は必至だ。

 金融庁が8月から倍率を50倍に引き下げ、投機性の高い取引を規制したことで、高倍率を売りに顧客を集めてきたFX専業業者を中心に出来高が大きく減少している。FX大手のサイバーエージェントFXの1日当たりの出来高は8月に入り前月比で3割減少した。規制前は最大倍率を200倍に設定していたが、50倍以内に設定した直後から顧客離れに拍車がかかったという。「減少幅のほとんどが規制によるもの」(同社)とみている。最大倍率を400倍に設定していたフォレックス・トレードも3割以上減少した。

 岡三オンライン証券は前月比で1割減にとどまったが、高倍率かつ高頻度でFX取引をしていた顧客に限ると9割減少しており、「規制の影響が出た」(同社)格好だ。業界関係者によると、FX大手の中には出来高が半分に落ち込んだところもあり、すでに身売り話が進んでいるとのうわさがささやかれている。日興コーディアル証券は7年間続けてきたFX事業から10月末に撤退することを明らかにしている。

 顧客離れに拍車がかかったのは規制強化の影響だけではない。為替動向が不透明で、投資家が様子見を決め込んでいることも大きい。低倍率での取引が中心だった東京金融取引所運営のFX「くりっく365」も7月比で14%減に落ち込んでいる。

 市場では、米連邦準備制度理事会(FRB)が追加金融緩和を検討していることから、円高に振れるとの見方が根強い。一方で円高が過度に進めば、政府・日銀の為替介入による円売りも予測され、先行きが読みづらい状況にある。



[フジサンケイビジネスアイニュース]より



 規制強化で取引が減少するとは思っていましたが、他の要因もあるとはいえ、影響は大きいのですね。行き過ぎたFX取引に規制を強化したわけですから、当然と言えば当然ですが、健全な状況に落ち着きつつあると言えばそれまでですが・・・。


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posted by FX at 08:45| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月26日

個人投資家にドル買い熱

 外国為替証拠金取引(FX)を行う個人投資家のドル買いが活気づいている。もともと個人はFXで外貨買いを好む傾向にあるが、15年ぶりの円高・ドル安局面はいずれ反転すると期待してか、「相場の流れに逆らう『逆張り』でさらにドルを買っている」(FX業者)という。
 個人の利用が多いFX最大手の外為どっとコムによると、4月以降のドル・円取引高に占めるドル買いの比率は、円相場が年初来安値の1ドル=94円台後半を付けた5月までは約65〜75%だった。
 ところが、円相場が90円を突破し、15年ぶりの水準へ向けて円高・ドル安がじりじりと進んだ6月末以降、ドル買いの比率は逆に90%以上に増加している。
 FX業者からは「短期取引が多い個人投資家には、政府・日銀の円高抑止策による相場反転への期待がある」「90円を突破した水準では、円の上値は限定的だとみる向きが多い」といった指摘も聞かれる。
 ただ、こうした思惑が外れた場合は、大きな含み損を抱え込む可能性がある。外為どっとコム総合研究所の植野大作主席研究員は「円高が一段と進めば、損失を一定量で抑えるためにドルの持ち高を手じまうケースも増える」とみている。



[時事通信ニュース]より



 こういった買い方もハイリスク・ハイリターンと言えそうですね。FX取引を好む投資家のギャンブル好きが見て取れますね。おいしい思いをするのも痛い思いをするのも自己責任ですから、私はこの状況を見守るだけです。



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posted by FX at 16:05| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月14日

取引高半減で倒産する業者

 8月1日から、FX(外国為替証拠金取引)にいよいよ“レバレッジ規制”が導入されました。低スプレッド・高レバレッジをうたって短期取引の投資家を中心に人気を集めてきた業者には打撃必至です。

 すでに撤退する業者も出てきました。取引高で5本の指に入る業界大手の一角、EMCOM証券は、7月20日付でトレイダーズ証券への事業譲渡に踏み切りました。同社の場合、親会社のEMCOMホールディングスが抱える債務の返済問題があり、その原資捻出のためという事情が大きいのですが、8月以降の環境悪化を見越していずれFX事業を“見切る”のではないかとの観測は、業界内では早くからあったようです。

 ほかには、サクセットFXの廃業、アリーナ・エフエックスの一部事業譲渡が発表されています。「M&Aの話はちらほらあるが、条件がまったく折り合わない」(兵藤部長)、「現在の状況下では、買う側もリスクを負いたくない。8月の各社の業績を見たうえで、動きが出るのではないか」(村田雅志・FXCMジャパン・チーフエコノミスト)。つまりは「業界再編の本番は8月以降」(松本一榮・セントラル短資FX社長)だと言えるようです。



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posted by FX at 08:28| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年08月04日

FX規制の背景

 FXは取扱業者に証拠金を預け、それを元手として通貨を売買する取引です。その際の取引金額と証拠金の割合がレバレッジで、通常はこれを倍数で示すのです。たとえば、1万円を預けて10万円分の外貨を購入する場合のレバレッジは10倍となります。現在のドル/円のレートにおいてレバレッジ10倍で1万ドル(90万円弱)の取引を行うなら、9万円弱の証拠金で売買が可能になります。100倍であれば、ざっと1万円の少額で1万ドルの取引ができるのです。 
 
 ハイレバレッジで投資を行った場合、読み通りに相場が動くと、倍率が高ければ高いほど利益は大きくなるのですが、読みがはずれた場合は損失額も大きいのです。100倍であれば、現在のドル/円では、わずか1円の値動きで証拠金が吹き飛んでしまう計算となります。相場急変時にロスカット(損切り)がうまくできずに大金を失う投資家が後を絶たず、これを問題視する声が出て今回の規制につながりました。金融庁では規制を導入する際に実施したパブリックコメントに対し、高いレバレッジの考え方として、1)顧客保護(ロスカット・ルールが十分に機能せず、顧客が不測の損害を被るおそれ)、2)業者のリスク管理(顧客の損失が証拠金を上回ることにより、業者の財務の健全性に影響が出るおそれ)、3)過当投機──の観点から問題があると示していたことが規制の背景です。




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posted by FX at 08:22| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月26日

FX投資家の9割「金融所得課税の一体化が必要」

 矢野経済研究所は、金融所得税制に関して、外国為替証拠金取引(FX)投資家を対象に行ったアンケート調査の結果を公表しました。それによりますと、回答者の9割が金融所得に関する課税体系の一体化が必要と考えていることが分かったのです。

 現行税制では、FXで得た所得は、投資家と業者が相対で取引する「店頭取引」は総合課税です。これに対し、取引所で行われている「取引所取引」は申告分離課税で、損失の繰り越しが可能な点など、実質的に取引所取引が優遇されています。

 こうした現行税制について「不公平だ」とする意見が、店頭取引の投資家で81.6%、取引所取引の投資家でも61.5%に達しました。その上で、金融所得課税のあり方について「一体化すべきだ」との回答が計89.8%を占めたということです。

 同研究所は「FX投資家の多くが現行税制に不公平感を持ち、税制の早期一体化を望んでいることが分かった。『貯蓄から投資へ』の動きを進める上で、国は投資家が行動しやすい税制の仕組みを考える必要がある」(白倉和弘主任研究員)としています。

 アンケートは6月11日から22日にかけて、インターネット上で行われ、全国の20代以上の男女7748人から有効回答を得たものです。

 FX取引の規制強化で、この税制面の優位性を取引所FXはアピールしています。そのため、店頭から取引所へのシフトも考えられるのですが、どうなっていくのか注目です。





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posted by FX at 15:36| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年07月05日

FXの魅力とリスク

 FXという金融商品はどういうものでしょうか?

 ひと言で言うと、レバレッジを利用して、外国為替市場で、通貨間の値動きや金利の差から収益を獲得しようとするものだといえます。

 
 ドル円を1ドル90円で買って、91円で売れば、1ドル当たり1円儲かります。それを1万ドルで行うと1万円、10万ドルで行うと10万円儲かることになります。とはいえ、10万ドルというと約900万円。そう簡単に用意できる金額ではありません。

 そこで、資金を証拠金という形の担保にして、取引を行うことで、少ない自己資金で大きな金額の投資を行うことが出来るようした仕組みが、FXというわけです。

 少ない自己資金で、大きな金額の投資ができるということは、その分大きく儲かる可能性があるということ。これはFXの大きな魅力の一つです。もちろん大きく損をする可能性もありますので、FXを取引するにあたっては、こうしたレバレッジと呼ばれる仕組みをしっかり理解する必要があります。

 ただ、ハイリスクだからといって、闇雲に恐れる必要はありません。自分自身の投資スタイルにあったレバレッジのかけ方で、リスクを管理していけばいいのです。自分にあった投資スタイルの見分け方と、スタイルに合ったレバレッジを含む投資戦略について考えながら、学習しながら向き合っていけば良いのです。



渋の泡石けん

posted by FX at 09:22| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年06月24日

手数料から見たFXの魅力

 同じ外貨投資である銀行の外貨預金の場合、仲値とよばれる午前10時に公表されるレートに、ドル円だと1円を加えたレート(TTS)で円からドルへの両替が行われることが一般的です。この場合の手数料は1ドル当たり1円ということになります。ドルから再び円に戻す際にも、同様に1円の手数料がかかります。

 FXの場合、取引に際する手数料は無料もしくは1ドルあたり数銭といったところです。買値と売値の間にスプレッドと呼ばれる1銭から数銭の差があって、それが実質的な手数料という形になります。両者を比べると、数銭対2円と数十倍の差があるのです。ドル以外の通貨だとこの差は更に広がりますから、手数料はバカになりませんね。



アンダーヘア カット

posted by FX at 10:14| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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