2010年01月21日

FX取引の投資環境

 FXは、証拠金を差し入れ、「レバレッジ」効果を働かせて為替相場を対象とした取引をしていく点で、外貨預金や外貨建てMMFなどの現物取引とは違ったタイプの投資です。例えば10万円を運用する場合、外貨預金や外貨建てMMFなら元金10万円分の外貨を購入するだけですが、FXなら数十倍の金額を取引することができます。また、外貨現物取引で外貨から取引する場合、まず円を外貨に転換する必要があり超すとがかかる上、円高が予想されるときは不利となります。その点、FXは外貨を売る取引からも開始できます。

 証拠金の何倍もの金額を取引できる点に注目して、高金利通貨にターゲットを定め、FXで外貨を買い建てし、スワップ金利を得ていく方法があり、金利収入を得たい人に人気です。

 ただ、少ない資金で多額の外貨を持つ取引だけに、リスク管理が大切です。証拠金を上回る損失が生じた場合には、証拠金の追加が必要となります。変動が大きければ、証拠金だけでは済まないこともあるのです。こういったところもよくわきまえておくべきです。
posted by FX at 10:30| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月12日

“オークション型FX”開発秘話

 09年7月に大阪証券取引所(以下、大証)がスタートさせたFX(外国為替証拠金取引)市場「大証FX」が、この1月でほぼ半年を経過しました。店頭取引や東京金融取引所の「くりっく365」などが先行するFX市場に参入した「大証FX」。関係者へのシリーズ・インタビューを通じ、FX市場と大証FXの展望を探ります。

 FXで新たな市場の稼動までの経緯について、大証FXの開発に携わった田邊一郎氏(大阪証券取引所・市場運営本部大証FXプロジェクト事務局長)に聞きました。


――大証FXでいう「オークション方式」とは、株式取引のオークション方式と同様の仕組みですか?

 そうです。株式などの取引で日常的に行なわれている方法で、「時間優先」、「価格優先」の原則に基づいて、投資家による個別競争によって価格が設定されていく取引です。「注文板」として、売りと買い8本ずつ合計16本の注文状況が表示されますから、投資家は市場の需給を見ながら売買ができるのです。また、大証FXでは、インターバンク市場などで為替を取扱うプロの金融機関をマーケットメイカーに指定して、常に売り気配と買い気配を提示してもらう「マーケットメイカー制度」を導入していますので、インターバンク市場に準じた価格と高い流動性が確保されています。

――市場開設にあたっての苦労されたのはどんな点ですか。

 取引システムを自社で一から開発したのですが、これまでの証券取引で培ってきた監視プログラムでは対応できないことも多く、そういう意味では労力と時間のかかるものでした。実際に、FX市場の開設が決まってから、稼動させるのに1年半ほどの時間がかかりました。大証FXは23時間取引ですので、安定稼動させるためには、既存の株式や先物のシステムとは別の独立したシステムの開発が不可欠でしたし、証券取引所としてサービス開始後のシステムトラブルは絶対に許されませんから、あらゆるケースを想定して何度もテストを繰り返しました。緊急時の連絡体制を確認するために真夜中に取引参加者の担当者に電話したりもしましたね。

 市場開設後も、24時間継続して取引の監視を行う必要がありますので、1日3交代の24時間のシフトで監視体制を組んでいます。私自身も市場立ち上げ当初はシフトに入っていましたが、夜番のシフトが続くときついんです(笑)。ですが、サービス開始後これまで一度もシステムトラブルなく、投資家の方々にご迷惑をおかけせずに済んでいます。この点は本当に良かったと思っています。
posted by FX at 08:23| FX | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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